国産の間伐材を使って手づくりカホンをつくる仲間のウェブサイト

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updated 2013-03-26


森の学校で僕らが学ぶべきこと

━━西粟倉村・森の学校に集まるキワモノ(極める者)たち。

  • 平成の大合併があちこちの市町村で検討されていた2004年、西粟倉村は美作市への合併協議会から離脱することを宣言しました。人口1600人の過疎化が進む村にとっては、大きな決断だったようです。それが西粟倉村の独立宣言でした。
  • 「百年の森林構想」は、そんな小さな村が村の財産を未来の子や孫達に引き継いでいくために生まれたプロジェクトです。
  • 2008年には、木や森林に対する熱い思いを持った若者が西粟倉村に集い「西粟倉・森の学校」誕生しました。家具職人や大工、社会起業家、それぞれのキワモノ(極める者)たちと村民たちとの共同作業が始まっています。
  • そして、代表の牧さんを先頭に、西粟倉村の森を50年、100年と育てていくプロジェクトは2010年、いよいよ本格始動しようとしています。カホンプロジェクトは、そんな西粟倉村の間伐材を利用促進するためのサポートをしています。

IMG_4562.jpg森の学校(代表取締役 牧さん)
━━森を育てるという壮大なプロジェクト。

  • 西粟倉村には、昔から丹念に間伐し手入れされてきた山主さんがいます。たとえば、延東さんもその一人。大きな林業木ももたず何十年も黙々と間伐を繰り返し、立派な森を作り上げてきた貴重な人材です。これらの人たちの存在なくして、気の遠くなるようなプロジェクトはありえないのです。

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━━━健全な森林には、生命が宿る

  • 西粟倉の間伐された美しい森をみせていただく必ずといっていいほど、このような植物が育っています。ミツマタという植物で紙幣の原料として有名ですが、春先にはかわいい花を咲かせます。夏には、ミドリが青々と茂ります。健全な山だからこその風景を一度見に行ってください。
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━━━多くのサポーターを巻き込む仕組み「共有の森ファンド」

  • 延東さんのように、何十年もかけて森を守り続けてきた人もいますが、現状は後継者不足や様々な問題で山を手入れするということが非常に難しいのです。このような森林を守るために西粟倉村は、多くのサポートターを募りました。
  • 不特定多数にファンドを募ったのです。これらの投資資金で立ち木から伐採できるような林業機械を購入したり、FSC認証取得費用に当てたりしています。カホンプロジェクトも、そんな森の学校のサポーターです。
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西粟倉村・森の学校 
住所(事務所)〒707-0503 岡山県英田郡西粟倉村影石895
●電話番号0868-73-0338
●FAX番号0868-79-2175
.http://nishihour.jp/

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延東さんが何十年もかけて手入れをしてきた森

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しっかりを間伐された森は、ミツマタがあちらこちらに花を咲かせる。

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伐採された切り株の辺材にはコケが。心材にはタンニンが多く含まれるのでカビがつきにくい。