カホンプロジェクト環境教育プログラム
■カホンという「箱」から生まれるコミュニケーション教育
平成14年度の「森林・林業白書」で、はじめて明文化された森林環境教育では、森林環境教育は、”森林内でのさまざまな活動を通じて、人々の生活や環境と森林との関係について理解と関心を深める”とされています。しかし、森林内での活動を都市部の子供達と共有できる場は、限られているのが現実です。
また木材業界では、国産材を利用促進し、それらの活動を国や地方自治体が支援するイベント活動も増えつつありますが、そのほとんどが助成金・補助金を受けるがための単発的で画一的な活動に終始してしまいがちです。
我々カホンプロジェクトでは、幼稚園(保育園)・小学校・中学校・フリースクール等等それぞれのカテゴリに応じた環境教育のプログラムを「アート」「ものづくり」「音楽」といったテーマとリンクさせた形で行っております。
カホン=「箱」というシンプルなデザインを、個性豊かな子供達の手で自由に創造することができます。
木と触れる
■本物の素材を意外と知らない子供達
一昔前なら、我々の生活に木材はありとあらゆるところに使われてきました。しかし、コストや生産性が重視される昨今では、Pタイルやプラスティック貼りの内装だらけ、店舗などに木材が使用されているかと思えば、精巧に作られた木目調のプリント版。
子供達は、その木目調のプリント版を見て「木」だと思い込んでしまいます。
そのようなデザインで囲まれた子供達が、感性豊かでクリエイティブな大人に育っていくことができるでしょうか?
幼年期から「本物の素材」に触れて遊び、学ぶ機会をたくさん増やしてあげたい。
そんな思いが「カホンプロジェクト」の原動力でもあります。
カホンプロジェクトのワークショップでは、小さなお子様からでも「木」という自然素材に触れ、それを自分で加工できるような体験プログラムを行っております。詳しくは、メール等にてご相談ください。
info@woods-kids.jp
みんな木がだいすきなんだな。
カホンをまず自分で作ってみたいと言う方はこちら
大阪府産 河内ヒノキ(間伐材) カホン作成キット |
西粟倉村産(FSC認証取得材)、ヒノキ間伐材 カホン作成キット |
割れや欠けが結構あるアウトレット品。寸法精度もそれなりで・・・。 |