大阪の森林で育った木は、やっぱり地元大阪でつかってほしい。
そのためには森林を育てるだけでなく、成長した木を伐採し、製材・加工・乾燥
することで「製品」にして、ユーザーまで直接届けるシステムを作らなくては。
大阪府森林組合のそんな思いから生まれたのが、
国産材製材加工施設「ウッドベースかわちながの」です。
<施設の概要>
○作業棟: 561㎡(地元の杉でできた大断面集成材を使っています)
○管理棟: 170㎡(事務所兼「おおさか河内材」のモデルハウスです)
○設備等: 帯鋸盤、丸鋸盤、背割り機、モルダー、乾燥施設、梱包装置、剥皮装置、焼却炉、集塵装置、保管棚、簡易保管倉庫、フォークリフト等
オリジナル開発商品
河内ヒノキ 床材
河内杉 床材
河内ヒノキを活用した極上快眠枕
ヒノキと杉の組み合わせデザインパネル
<特徴>
●平成9年に整備。地元産のおおさか河内材を主に扱い、木造一戸建てに必要な構造材、造作材等全ての部材の製材加工を行っている、JAS認定工場です。
●人工乾燥・モルダー(プレイナー)仕上げといった高度の加工を、全製品に行っています。
●接着剤等の薬品類を使わない無垢(ムク)の板材を、ほんざね加工したオリジナル製品もあります。健康的な素材として、壁やフローリングなどの内装に広く使われています。
●主に設計士さんや工務店さん等の建築メーカーと、直に契約・納入する「産地住宅」手法で、製品を販売しています。従って流通コストを省いた価格で、かつ受注から短期間で部材をユーザーまで届けることができます。
●都市近郊(大阪市内より車で約1時間)といった立地条件を活かし、自分の家に使われる木を、山に生えているところから製材加工される現場まで、直接自分の目で確認できる施設として、見学や相談等をいつでも受け入れています。また植樹や間伐などの作業を体験できる森林学習ツアー、おおさか河内材で建てられた家の見学ツアーなどを、随時行っています。
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